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執筆者の写真ぱん だい

指導員と踊ろう! 競技会チャレンジ結果

更新日:2月5日

わたしたち、エンドレスから2名がチャレンジしました!




関さん


現役競技選手のコーチを目の前にして、競技へのあこがれはありましたが、

私には夢のような話だと思っていました。

ですが、今回絶好の機会に恵まれて競技会の雰囲気を味わい、

緊張と楽しさと結果へのくやしさを体験しました。

私の競技デビュー戦、燃え尽きました(笑)

高梨さん


長年ダンスに関わってきて、競技会が頭の隅にずっとあり、今回体験してスッキリ、クリアになりました。

チャンスをくださったコーチ、関代表に感謝、感謝です。



コーチから


競技会に来ると思うのですが、あちこちでカップル同士の口論を見かけたりします。

お互いに感じたことを伝えることで成長につながりますからそれはそれでよいのかなと思いますが、フィードバックを受け取るスキルがないと、どうしても頭にきてしまい、思考停止の流れになりがちです。


競技ダンスの採点イメージとして、たとえば①美しさ(ホールド型、形など) ②スピード ③体重移動等の理論的なムーブメント ④フットワーク ⑤ その他 みたいに各10点満点の50点が最高点だと考えると、①が0点でも他が満点なら40点ですし、平均的に8点をとっても40点になります。


競技ダンスは男性で決まってしまうから女性は関係ない!とか、いわゆる都市伝説みたいな話を令和になった現在でも言い続けている人がもしかしておられるかもしれませんが、確かにそういうケースもあると思いますし間違いではないと思います。ただし、そのケースは①が圧倒的に高くて勝てた可能性が高いだけ(他は2人の協力が必要)で、すべてのケースに当てはまるはずがないことも少し考えればわかることかなと思いますが、案外そこは見えにくいようです。


ようするに、競技ダンスは2人で協力していく部分のほうが得点可能性が高いわけで、

そこに面白さがあるからこそ1人じゃなく2人でやるものだということを中心に据えていれば、お互いに建設的なフィードバックができ、目的へ向けてより合理的に進んでいくように思います。


自分自身では見えないものがあるのですから、上達していくにはフィードバックを受け取る習慣をつけていくことが近道だと思います。


競技ダンスは形や型などの美しさ、体重移動、スピードやフットワーク等の理論的なスキルを総合的に競うもので、踊りやすさを追求している日常的なパーティダンスとは異なることを理解しておく必要はあるんだろうなと感じます。

つまるところ、いわゆる踊りにくいことが、競技ダンスでいう体重移動などの理論的な部分における、自分自身の理解不足からくるものであるのか、それともパーティダンス的に単純に自分勝手な感覚とやらで自分が踊りにくいことだけを言っているのとではぜんぜん次元が違うわけです。


そこを理解しておけると、お互いに良い関係性も維持しながら感じたことをい言い合える可能性が高くなれそうです(フィードバックも受け取りやすい)し、競技ダンスの上達のコツは頭を使うことなんだと気づくことになるのかなと思います。

他者に理屈で説明できないような自分の踊りにくさや不満をいくらぶつけてみても、他者はパーティダンス風になんとなく相手に合わせて1曲踊りきる対応はできても、理解はできません。そこを埋めるためにはいわゆる理論武装が必要となるわけです。


今回チャレンジしてみて、さぞ窮屈な思いで踊りきっていただいたと思います(笑)

答えはきっと自分の中にあります。



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